オフィスで室内履きに履き替えて仕事をすることは、社内規定で「サンダルやスリッパに履き替えてよい」という規定があれば、特に問題はありません。

そもそもマナーというのは受け取る方によって様々な捉え方があります。一概にこの行為はマナー違反です、と白黒をつけられるものではないのです。

そこで1つの目安となるのが社内規定です。先ほど説明したような社内規定がある場合、社内をサンダルやスリッパで歩き回ってもOKです。

社内規定がない場合は、先輩や上司がどうしているかをチェックします。もし先輩や上司が履き替えていなくても、了解を得ればデスクに座って仕事をしているときは履き替えが可能なこともあります。ただし自分のデスクから離れる場合は革靴・パンプスといった通勤靴に履き替えるのが無難でしょう。

オフィスで履く室内履きを購入する際、注意しておきたいのは、室内履きの色や形状です。社内規定でサンダルやスリッパをOKとしている会社であっても、サンダルやスリッパの色・形状によってはNGなものもあります。

例えば、サンダルなら脱げにくいようにストラップがあるものならOK、ヒール部分は3センチぐらいまでOKなど、細かい基準が設けられていることもあるでしょう。

また特に社内規定で細かく決められていなくても、一般的には色は黒やベージュといった華美にならない色が好まれます。

もう1つの注意点が、サンダルやスリッパの履き方です。サンダルやスリッパは床から足を上げづらくなるため、つい引きずるようにして歩いてしまいます。その際の足音をだらしないと感じる方もいるのです。

オフィスの室内履きは、機能性は十分でもファッション性に欠けると感じる方も多いはずです。せっかく室内履きに履き替えるなら、全体のコーディネートを意識しましょう。

オフィスで室内履きを使用するときは、社内規定に注意しましょう。また規定ではOKとなっていても、来客時や移動時は履き替えるなど、一般的なマナーを守った使用をおすすめします。

洋服とのコーディネートを踏まえて選ぶように心がけると、オフィスでもおしゃれに室内履きが履きこなせます。

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