防水とは

防水とは、水の浸入を防いで通さないことです。防水する方法はいくつかあります。

素材自体を塩化ビニルや合成ゴムのように水を通さない性質のものにする、生地の隙間に合成樹脂やゴムなどを練り込んで水を通さない構造にするなど、防水加工方法は様々です。

防水は生地自体の性質によって効果を得ますので、長年使い続けても性能が落ちることは原則としてありません。

撥水とは

撥水とは、生地に付いた水滴をはじくことです。生地の表面をシリコンやフッ素などでコーティングし、水を球状にしてはじく加工のことを「撥水加工」と呼びます。

生地自体の構造を変えるわけではありませんので、布目の隙間は塞がれず、通気性が保たれて蒸れにくい点が特徴です。水を表面ではじくため生地に染み込みにくくなり、シューズなどの加工された品物が濡れてしまうのを防げます。

ただし、撥水の場合は表面に加工を施すのみですので、経年とともに効果が薄れてしまい、長期での効果は得られません。

防水と撥水の違い

防水と撥水の主な違いは、以下のとおりです。

撥水よりも防水のほうが効果は高めですが、その分価格も高めの傾向にあります。一方、撥水加工のシューズのほうが値段も手ごろで履きやすい傾向がありますので、状況に合わせて使い分けるのがおすすめです。

防水スプレーを利用してみましょう

雨の日に履いていける防水・撥水加工のシューズを持っていない場合、防水スプレーの活用もおすすめです。現在履いている靴に防水スプレーをかけるだけで、手軽に水をはじく効果を得られます。

ただし防水スプレーは、靴の表面を粒子でコーティングしているだけです。防水と名前が付いていますが、使用を続けることで効果が落ちてしまう点に注意してください。

通勤通学の靴には防水・撥水加工のアイテムがおすすめ

通勤通学のシューズには、防水・撥水加工が施されているアイテムをおすすめします。雨の日の靴としてはレインブーツも考えられますが、制服やスーツと合わせるとやや違和感があるかもしれません。

しかし、防水・撥水加工されているシューズやスニーカーであれば、制服やスーツに合わせてもなじみやすいため、恥ずかしさはないでしょう。履きやすさや歩きやすさの点でも、シューズやスニーカーのほうがおすすめです。

防水・撥水加工が施されているシューズを取り扱うパンジーストアでは、シンプルながら使いやすいデザインから、おしゃれを楽しめるデザインまで豊富に取り揃えています。お気に入りのレインシューズを見つけたい方は、ぜひラインナップをご覧ください。